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桜味は何の味なのか

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春になって、ピンク色の桜のスイーツも花が咲いたかのように店の棚を彩っています。どれも口に入れるとふんわりとした優しい風味で、そうそうこれだよね、と思うのですが、この桜餅みたいな味…味といっていいのか、香りなのか、あの独特なものを、なんと表現していいのか少し迷います。そもそも「桜味」と認識しているものは何味なのか。桜味なのだから桜味だと素直に言い切れないのは、桜そのものを食べたことがないのと、桜のどの部分の味なのかを知らないからなのでしょう。ですが桜味のものを作るのに幹の部分というのは考えにくく、おそらく葉か花だというのはすぐに想像できます。もし花を使っているのなら花が咲く前では作れないことになりますが、桜味のものは年中手に入るので花そのものではなく加工されたものだということになります。桜餅の場合は桜の葉の塩漬けを巻いているので葉っぱを直接食べることができますが、葉っぱは塩味で、どちらかというと餅に桜味を感じるので、結局桜味と感じるものに共通するその正体がよくわかりません。もちろん調べればすぐに判明するのですが。 今までは桜味のものを食べて、桜餅みたいな味がしておいしいと思っていたものの、桜味は桜餅の味ではなく、桜餅も桜の味の餅なのです。それでは桜味だと感じている「桜味」は何味なのだろう?と疑問が湧いたことが色々考えるきっかけになり、実はどの時期でも作れるであろう桜味の、それでも今の時期にしか発売されないプリンを食べながら、桜の咲く時期に桜を思わせるものを口にするという行為は、旬を味わうというより風情を味わうことなのかもしれないな、と思いました。

桜の花が咲く頃

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桜の蕾が大きくなって、もう冬ではないとやっと信じることができてから、花びらをちらり覗かせる頃には春の完全勝利に喜び、咲き始めには待ちきれずに出かけてはまだ蕾の方が多い木を眺め、いよいよ見頃を迎えるあたりでなぜか急に忙しくなって、移動の車の中から見事な桜を眺める…。このパターンになりがちな、春。今年も、そんな春になるのかも、と焦る気持ちが少し芽生えつつコンビニに寄って休憩した。 桜の花を楽しめる期間は短いので、待ち望んだ春がやってくると油断ができない。お花見に行きたいのに行けない、そんな時に天気がいいと余計に焦るのだけど、単に花を愛でるだけなら、あちらこちらに桜があって、日常で目にすることができる。その環境はなんて贅沢なのだろうと思う。忙しく動きまわる中でも景色をふんわりと春色に染める桜の花は、あと少しで、満開だ。

ストレッチは気持ちいい

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伸ばすと、気持ちいいですよね! ストレッチしていると、じわじわと少しずつ体が伸びてくるのがわかるので、それが楽しくてストレッチが習慣になりました。もともとは体が硬かったけど、180度開脚できるようになりました。前屈は…今でも硬いです。

小さな変化

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ベッドルームの窓は磨りガラスで、カーテンをつけていないため朝は部屋がとても眩しくなる。それで自然と目が覚めるのでちょうどいいのだけど、夏は室温が上がるので、やっぱりカーテンは必要かな、と考えている。もしくはブラインド、ロールスクリーン…。 窓辺に座ってお茶を飲みながら、模様替えで次はどこを変えようかなと部屋を見渡して、模様替えが終わった後の部屋での新しい動きを想像してみた。ディスプレイの位置を変えればパソコン作業の場所も変わるし、テーブルを置いた場所でお茶を飲む。今までと違う動きになるような部屋の模様替えをしたいと思っているけど、動かせるものは限られていて小さな変化しか起こせない。だけど些細な違いでもこんな風に、視線の先が変わるだけで違った景色に見えるから、新鮮な気持ちでお茶をのんだ。

色とりどりの

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春になって、ショッピングセンターの園芸コーナーは色とりどりの花が並んでいました。冷たい風の中、冬物の上着を羽織りつつも、店先の花を見ていると、もうすっかり春なのだと実感して嬉しくなってきます。 この先どんどんと色で溢れていく季節の到来に、寒さなどすっかり忘れ、心は春色に染まりました。

引き出しの中も春

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桜は咲き始めましたがまだ寒さも残っていて、今日も冷たい風が吹いていました。でももう冬物は仕舞おうと引き出しの中をチェックしました。 過去には桜が満開の時にセーターを着ていたくらい、4月初旬がひんやりしていた年もあったのですが、もし寒かったら重ね着すればよいので、今年はもうセーター類は仕舞って、引き出しの中も春にしてしまおうと思ったのです。

4K collections #010 魅せられて

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