「色は唄(いろはうた)」

作詞・作曲 泉野鏡子




ひらりひらり また落ちてゆく

夜の闇(やみ)の閨(ねや)に肌の褥(しとね)

偽善欺瞞 声求めても

割れ鍋に綴じ蓋 合わせ鏡


色は匂えど散りぬるを

濡れた花弁に蝶の舞


召しませ華を 咲きたる華よ

触れぬ指なら知らぬが仏




はらりはらり また帯を解く

心うらはら身は熱く悶え

キセル、ギヤマン、簪(かんざし)に櫛(くし)

我先に飛びこむ夜の虫


有為(うい)の奥山 今日こえて

通いつめるは君がため


差し出せ華を 散りゆく様よ

落つる涙は歓喜か狂気




浅き夢見し酔ひもせず

何度数えたいろはうた

安い幕引き砂の塔

夢も望みも蜃気楼




召しませ華を 咲きたる華よ

触れぬ指なら知らぬが仏


差し出せ華を 散りゆく様よ

落つる涙は歓喜か狂気





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