それっぽいもの

私は自分のオリジナルものを作るのが好きで、その時々で何かしらをオリジナルのものに変更していた。ガラケー時代ではアイコンから何からカスタマイズ可能なものは全部自分でデザインした画像にしていたし、着信音も自分で入力した音が鳴るようにしていた。でもスマホになってからはなぜかその気が起きず、壁紙すら初期設定のままで使っている。

パソコンでは自分で書いた絵を壁紙にしたり、HTMLでオフライン用のサイトを作ったりして一人で楽しんでいた。でも今はパソコンも壁紙は変えていない。

あんなに色々オリジナルのものでいっぱいにしていたのに。そのかわりじゃないけれど、自作の音楽を作りだしたから、結局何かオリジナルのものは作り続けているといえる。


でも自分で作ったもの全てをいいと思っているわけではない。むしろ自分の作ったものだから余計に見たり聞いたりするのがしんどい時もある。それでもオリジナルのものを作るのが楽しいのは、「それっぽいもの」ができるから!


それっぽいというのでは伝わりにくいかもしれないけど、自分の感覚ではそれがぴったりで、つまり既製品っぽい感じが「それっぽい」。あくまでも自己満足、自分の基準レベルでそれっぽさが滲んでいればそれで満足している。

目的は技術を磨くことではないから、それっぽさをとことん追求するための時間をかける気はないし、便利なものがあればできるだけ利用する。

それだといかにも浅い感じだけど、気楽に楽しんだ結果、少しでもそれっぽくなればそれで充分で、自分でも「それっぽいもの」が作れるなんてすごい!と嬉しくなる。それにはもちろん調べたりして多少は勉強している。だからすごいと思うのは、そのテキストとなるものに対してでもある。それによって私でも「それっぽくできた」ということがすごい。


突き詰めて極めるのもすばらしいと思うし、それに憧れる気持ちもあるけど、そこまでしなくても「それっぽいものはできるんだ」ということを知って感動する。人からみたら「その程度」かもしれなくても、自分が自分で「それっぽい」と感じれば、私はそれで満足できるから、ある意味お手軽かもしれない。

コメント

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  2. 創造する自由をお楽しみください。 楽しむ

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