夏の夜の記憶

日が暮れていって、部屋がだんだん暗くなっていくのですが、あえて電気をつけずに過ごしてみました。外からは蝉の声だけが聞こえて、体からはじっとりと汗が滲んできて…。何だか怖い雰囲気のようですが決してそんなことはなく、この部屋が暗い感じで、小さい頃のことを思い出していたのです。
記憶を辿ると、熱帯夜の時にエアコンをつけて、そうでない時は自然の風と扇風機を回していたように思うのです。部屋が暗かったのは、多分ですが網戸にして外の風を部屋に入れるのに、電気をつけてしまうと、明かりで虫が窓に寄ってくるからだったのかな、と。
でも皆で食事をする部屋は明るくエアコンで涼しかったので、暗い部屋との落差は子供心に不思議な感覚で、印象に残っていたのかもしれません。

この暗い部屋のことを思い出したのはごく最近です。他の夏の思い出はだいたいどれも明るくて、いかにも夏!という映像ばかりが思い浮かぶのですが。

コメント

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  2. 💋暗くなりました。子供の頃、祖父の家で夏休みを過ごしていました。暑い天気にエアコンはなく、扇風機を回すしかありませんでした。扇子も使いました。その扇子には催眠効果があるようで、扇ぐとすぐに眠ってしまいました(笑)。夜寝るときは蚊が怖いので、蚊帳を使っていました。蚊帳に蚊が入ると、「ブン、ブン、ブン」という音がして、起きて蚊を叩かなければならないこともありました。

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