天気と私
「今日はいい天気だー!」
部屋の曇りガラスが青く染まっていると嬉しくなる。私は青い空が好き。雲はあっても構わないけど、空が青く青く、真っ青な空だといい。
冬は空気が澄んでいて景色がきれいに見えると、いつどこで得た知識か忘れたけど(おおかた漫画から)。冬の青い空に、雪を被った山がはっきり映し出されているなんていうのが見れると感動する。山と空の境目が、雪があることではっきりして、青が青であるほどそのコントラストはきつくて、それがほんとにいい。キレイ!
青と白のコントラストだったら、夏の真っ青な空にもくもくと立ち昇る入道雲もすごくいい!好き!あぁ夏!今は夏、これこそ夏!って実感するから。そんな時は気持ちも入道雲並に盛り上がっている。
色で言うなら青と似合うのは白だけじゃない。新緑の隙間に覗く青い空と木漏れ日で輝く緑、これはもう全部が最高!!
だからそういう天気の日は、遠くに出かけてなくてもいい。いつも見慣れている景色にも感動できるから。もちろん、出かけている時で、初めて訪れる場所や、景色のいいところなんかで快晴だったら気分は最高潮!
なのだけど…
雲が多少あっても空が青かったらそれでもいい。太陽が隠れていなくて、空が青かったら。
なのに、
見えている空の面積に対して雲がそんなに多くなくても、ちょうど太陽のまわりにだけ雲があって、すぐに太陽が隠れてしまうのはなぜ?向こう側にはまったく雲がないのに、カメラを向けたい方向には雲がいっぱいなのはなぜ?空の半分はどんよりした色の雲、見えてる景色のあっちとこっちでは同日同時刻だと思えないほどの差があるのはなぜに?
そういう時、なまじ見えてる部分の空が青い分、何で?という気持ちになってもしょうがない。でも待てば期待する景色が見れることもある。ただ待てる時間があるとは限らないけど。
それよりももっと残念な気持ちになるのは、天気予報で晴れマークがついてる日で、確かに空には雲も少なくて太陽もずっと出ているけど、どうして空が白いの!!っていう時。青じゃなくて全体的に白っぽい。これでも晴れ。だったらいっそ、曇りの日の方があきらめがつくのにと思う。でもやっぱり曇りの日よりはマシ、マシなだけ。曇りの日よりはマシだからって自分に言い聞かせる必要がある。
じゃあ曇りの日はどんか気持ちか、それは、フラットな感じ。期待していない分、何もない。雨じゃないから傘いらないな、くらい。でも冬の立ち枯れた木々に曇り空は絵になると思う。すごく寒そうで寂しそうって感じてしまうから、それが好きかと言われると微妙だけど、実は何もないわけではないってことにせめて意識を向けようとする。
青い空が好きだから雨の日はどうかというと、家にいるのは少し苦手。日中も電気をつけてないと部屋が暗いから。晴れの日に部屋の電気をつけても外の明るさに負けて気付かないけど、雨の日は部屋が独特の明るさになっていてそれが不思議に感じる。でも雨の音は、雨脚の強さや状況によって感じ方は変わるけど、落ち着いて雨音を聞く目的なら悪くないな。車の中で聞く時も、雨宿りしてる時も、雨の音は情緒が感じられる。でも、雨上がりに青空が広がったら、最初から晴れの日よりも特別できれな景色が見れたりするからすごくいい!まるで景色を洗ったみたいで、ピカピカした晴れになる!
雪は好き。楽しい。冬が苦手なのは寒いから。冬の楽しさは雪が降るから。降ったら積もってほしいと思う。真っ白くなった景色はそれだけできれい。どこもかしこもどんな場所も。だから雪の日は好き、いっぱい降ってる方がいい。積もった後の快晴も最高!
苦手なのは風の日。風に流されて恐怖を感じたことが何回かあってから、すっかり風の日が苦手になった。髪の毛もぐちゃぐちゃになっちゃうしね。ということは、曇りで風の日、いいところをどうやって見つけようか。それなら苦手を理由に屋内でゆっくり過ごすのがいいかもしれない。晴れの日だと屋内にいるのがもったいないと感じることがしばしばあるから。
ちなみにだけど、私は天気では運があまりいい方ではないと感じている。天気予報を見て動きを決めても、自分が期待する天気にあたることが少ない。なんてことない日はこんなにいい天気なのに、天気で予定を決めた日に限って外れるのはなぜ?
天気予報は単なる科学的観測による予報です。現在の技術では、気候変動は必ずしも正確ではない場合があります。
返信削除このコメントは投稿者によって削除されました。
返信削除このコメントは投稿者によって削除されました。
返信削除