真っ白な
ベッドは窓のすぐそばにあるから、ひんやりとした冷気がカーテンの隙間からそよいで、予報通りに今日は寒いのだなと、薄ぼんやり考えながらだんだんと目が覚める。体を起こさずにカーテンをめくって外を確認すると真っ白な景色が見えた…
雪の日の朝はこんな感じで始まる。雪国で生まれ育ったわけではないから雪での苦労をほとんど知らない。だから雪景色を見てものんきなものだ。まず何をしなくちゃいけないのかを思いつかないまま、さて雪の日は何をしようかなと思いめぐらせる。表に飛び出て雪遊びに興じるか、それとも部屋で優雅に雪見ティータイムでもしようか、あえて車で出かけて雪原でホットドリンクを飲むのもいいな。
出かけると決めた場合はそれなりに準備が必要で、ワクワクしながらあれもこれもと鞄につめて、いざ一歩ドアを開けてそこで初めて気付く。雪かきしないと車が出せない…
幸い雪かきするには適した服装になっているから、すぐに作業を開始できる。雪かきもやり始めるとそれなりに面白くなってくるから、それで満足して出かけるのをやめる時もあるけど、ちょっとした計画を立ててしまった時には出だしがくじかれる。
やっぱり雪の日は家で大人しくしてた方がいいのかな。少なくとも雪が降っている最中は。部屋で温かいホットココアを作って、真っ白なマシュマロでも浮かべて飲もうか。積もった雪が明日も溶けずに残ってくれてたら、出かけるのは明日でいいよね。
雪が降るかどうかは、私の気分や状況、そして直感やひらめきによって決まります。屋内でも雪景色を楽しめますが、雪景色を見に出かける際は安全運転に努めてください。気候が急激に変化する可能性もある
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